top of page

news

「キンダーブック2」(フレーベル館)6月号のおはなしのページにイラストを描かせて頂きました。長井理佳さん作の「おおきなかさ」です。優しいお話です。




ギャラリーMOUNT ZINEさんで「たぬきくんとちょう」を販売していただく事になりました。 先日のグループ展に出展していた自作の絵本ZINEです。


販売は実店舗(東京都世田谷区駒沢2-40-6)とオンラインストア(https://zine.mount.co.jp/store/)です。販売期間は約5ヶ月間で、9月24日までです。


駒沢にあるギャラリーMOUNT ZINEさんは、手作り小冊子(ZINE(ジン)と言います)の専門店で、全国から集まったアート系(と言っても絵や写真だけでなく小説やコラムなど多岐に渡る)ZINEを展示、販売しています。 ラインナップは半年ごとに刷新され、刷新されるごとにラインナップ名としての通し番号が付いています。今回私が参加しているのは「MZ24」になります。 気持ちのいい静かな住宅街の中にあるギャラリーです。GWのお出かけに、是非お立ち寄りください。ステキなZINEが沢山あります!

よろしくお願いします。

昨日は1年間通ったタイタンの学校の卒業式でした。


タイタンというのは爆笑問題さんやウエストランドさんがいらっしゃる芸能事務所です。そのタイタンが開設している学校が「タイタンの学校」です。


タイタンの学校には芸人養成の為の芸人コースと、クリエイティブなことを学べる一般コースがあり、その一般コースに1年間通っていました。

私は絵をずっと描いて来ましたが、コロナの次の時間をどう生きるか考えたときに、絵しか描いてこなかったことが気になりました。


今一度、自分が何を楽しいと思うのか好きだと思うのか知りたい。その為に自分のこれまでの人生の辞書にない場所に飛び込んでみようと思い立って入学したのが去年の5月。

イラストや絵本以外の学校に通うのは久しぶりでした。 一般コースの授業内容は、動画作成、自主CM制作の授業や、企画立案やプレゼンもやりました。

私が一番楽しみにしていた文章の授業では毎週エッセイやショートショートなどの課題が出てそれなりに大変でしたが、通っている間は「そうそうこれこれ!こういうことしてみたかった」という気持ちでワクワクし通しでした。 自主CM制作の授業で作った、禁煙CM https://youtu.be/ZIISoXL7kiM










こんな授業もありました。 LINEオリジナルスタンプ作り https://line.me/S/sticker/21583154

また、演技やラップ、コントの授業もありました。 座学ではなく、実際にやりました。ラップやコントを。 それは自分にとって「苦手」の部類のことでしたが、恐らくここでしなければ一生やることはあるまいと思い、全力で参加しました。

すると意外と楽しくて、知らない世界に触れるというのはこういうことかと思いました。完全に自分のコンフォートゾーン外。脳みその初めての部分が活性化するような経験でした。

何より一番の刺激は、芸人コースの皆さんの姿勢に触れたことです。 タイタンの学校の特徴かと思いますが、一般コースは全ての授業を芸人コースの生徒さんと一緒に受講します。(芸人コースの皆さんは、その他に芸人コースだけの授業があります。) ライブなども見させて貰う機会が沢山ありました。 若い皆さんが自らをむき出しで表現する在りようを見て、それは本当に心から尊敬しました。 私は自分の代わりに絵を世の中に出していますが、それとこれとの大違いな感じ。 演じる授業を自分も受けたので、人前に出るその手が震えるほどの恐怖を経験してから見る芸人コースの皆さんのライブは後光が差すような輝きでした。 面白いとかつまらないとかを超えた何か。高みを目指して自分に向き合う力強さ。

そんなこんなで過ごした1年間。予想外に充実した1年になりました。 一般コースには同年代の人も多かったので、新しい刺激的な友人が沢山出来たことも収穫でした。これまた皆さん、ご自分のフィールドに戻った時の優秀なことといったら。

一般コースの同級生ハミスチーさんと一緒に卒業制作としてZINEを作りました。 同級生と言っても、私より20歳くらいお若い方です。 文をハミスチーさん、絵を私が担当して制作した漫画、絵本、あとがき、を1冊にまとめました。


友人知人の皆さんでもし興味がある人がいたら、お会いした時にお渡ししますね。 余りはいつか印刷代と郵送費くらいで販売出来たらいいなーなどと考えています。 改めて、自分が何を楽しいと思うのか、好きだと思うのか知ることはできたので、これからは絵や作品に落とし込みたいと思います。

「斉藤さん、ちょっと変わったね」と思っていただけるように、 怖くなったら芸人コースの皆さんの後光を思い出して、 これからも自分なりの絵を描いていきたいと思います。

bottom of page